Jul
08

50年代のコザ歌で復活 キャンパスレコードがCD発売へ
幻の「越来小唄」などを収録したCD「コザヒストリー・ソング コザのうた」
      
 
1950年代に録音され、音源の行方が分からなかった越来村(現・沖縄市)の風景を歌った流行歌「越来小唄」やコザ市誕生を前に歌詞を公募し、沖縄県出身作曲家の渡久地政信氏が作曲した「胡差音頭」「胡差小唄」のSPレコード盤がこのほど見つかり、20日に発売されるCD「コザヒストリー・ソング コザのうた」に収録された。
SPレコード盤を企画、制作、販売を手掛けたキャンパス(沖縄市久保田)社長の備瀬善勝さんは「『越来小唄』は35年以上前から探していた。

 こうしたコザの歌はほとんど知られていないが、今聴いても面白い」と話している。
SPレコード「越来小唄」はマルフクレコード創始者の普久原朝喜氏の妻で歌手の普久原京子氏が歌い、普久原歌劇團一行の演奏。
作詞者の記載はない。「サァーサァー越来みかんの味香り」「桃の産地で里誇り」「水も豊かに稲実る」と歌われている。

 「胡差音頭」と「胡差小唄」はコザ市移行前年の1955年、胡差料亭組合と沖縄新聞社主催で歌詞が一般公募され「上海帰りのリル」「お富さん」などを手掛けた渡久地政信氏が作曲している。
「コザ市史」(1974年発刊)には「コザ音頭」の1、3、5番の歌詞だけ紹介されていた。

 2曲はSP盤1枚の両面に収録され、歌詞は「音頭」が「我部存」、「小唄」は「安里英太郎」と記されていた。
備瀬さんらが3年前、蓄音機の収集で知られる医学写真研究所代表の山城政幸さんに確認したところ、
「越来小唄」と「胡差音頭」「胡差小唄」のSP盤2枚を所有していることが分かった。

 「コザのうた」にはコザ市の歴史年表も付けた。
税込み2千円、問い合わせはキャンパス
(電話)098(932)3801。

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